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レンタルして後悔しないように:GPSnext(GPSネクスト)の使ってみた感想と口コミ・評判

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1.GPSnext(GPSネクスト)の購入を検討した理由

私はGPS発信機で浮気調査を使用とした時、困り果てていました。GPS発信機のレンタルサイトは数多くあり、どのGPS発信機をレンタルすれば浮気調査を成功させることができるのか、よく分からなかったからです

そこで見つけたGPSnext(GPSネクスト)のホームページに書かれていることは大変魅力的でした。簡単にまとめると

  • 他社のGPS発信機とは違って自動追跡型リアルタイムGPSで調査対象を見逃さない
  • 他社のGPS発信機と違いみちびきを受信しているので精度が良い
  • 他社のGPS発信機と違ってバッテリーの持ちが良い

というものです。当初は購入を検討していましたが、問い合わせたところ販売されていなくレンタル限定だそうです。しかし、私はGPSnext(GPSネクスト)のレンタルを決めかねていました。それは、GPSnext(GPSネクスト)は良いという口コミはたくさんあれど、実際に使った報告は殆どなかったからです。

そこで、私がGPSnext(GPSネクスト)をレンタルした体験談を書き置くことにしました。

  • 実際のGPSnext(GPSネクスト)の使い心地はどうか?
  • 公式サイトに書かれていることは本当か?
  • 他のGPS発信機と比べてどうか?

といったことを中心にまとめておきました。

結論から言うと、私はGPSnext(GPSネクスト)のレンタル途中で別のGPS発信機をレンタルするハメになりました。個人的にはGPS発信機をレンタルするならば精度の高いGPS発信機GNET-S安くてバランスの良いGPS発信機をレンタルするべきだと思います。

2.GPSnext(GPSネクスト)を借りる前に知っておきたいこと

2.1.ログインした日から利用開始

GPSnext(GPSネクスト)を注文するとヤマトの宅急便コンパクトで届きました。

GPSnext(GPSネクスト)のレンタルした際の梱包物

中身は説明書2部、通信機器利用契約書、領収書、黒テープ、充電器、GPS本体、ビニール袋が入っていました。

黒テープとビニール袋が入っていることに?となるかもしれませんが、これはGPSnext(GPSネクスト)の防水対策です。

具体的に言うと、GPSnext(GPSネクスト)は防水対策として、発信機本体をビニール袋に入れて黒テープで巻きつけています。黒テープとビニール袋の梱包は充電のたびに自分です剥がして巻き直すことになってました。

ログインページは説明書に記載されていました。添付されているパスワードでログインすると利用を開始するか聞かれました。

レンタル予定日より前に到着しても利用開始できますが、その日がレンタル開始日となります。他社のGPSでは予定日より先につくと試しに数日利用できるものもありますが、その点GPSnext(GPSネクスト)はきっちりしています。

2.2.小型GPS発信機…?

GPSnextとイチロクのどちらが小型GPSかの比較画像

写真は2つのGPS発信機をホッチキスの芯の箱を基準に大きさを比較したものです。GPSnext(GPSネクスト)とGPSnextの代わりにレンタルしたイチロクのProGPSの大きさを比較しています。GPSnext(GPSネクスト)はどっしり重く、厚みも相当あります。体感で数倍以上の大きさの差があるように感じます。

当たり前ですが、仕掛けるGPS発信機は小型であればあるほど見つかりにくくなります。

GPSnext(GPSネクスト)は他サイトで超小型GPS発信機として紹介されていましたが、そんなことはありませんでした

むしろ大きさも私が今までに使ってきたGPS発信機の中で最も大きい部類です。他のGPS発信機の大きさはGNET-Sの大きさで確認して下さい。

3.GPSnext(GPSネクスト)の精度と他社GPSとの比較

GPSnext(GPSネクスト)のレンタル中にイチロクのGPS発信機を借りようと思った一番の理由は測定精度に不満があったからです。

結論だけ知りたい方は3.7.GPSnext(GPSネクスト)の精度まとめをご覧ください。この章では、GPSnext(GPSネクスト)の測定精度を実際の検索結果を使って紹介しています。

3.1.浮気調査にGPS発信機の精度は何故必要か?

GPSの測定可能距離

測定精度は浮気調査における要とも言えます。「ラブホテルに行っていることや浮気相手の家を突き止めたい」ならば測定精度10-20m程度が必要です。

また、測定精度が低い機種を使うと途中で位置が探知不能になりやすく、対象を見失ってしまうということもよくあります。

3.2.GPSnext(GPSネクスト)の精度について

早速、GPSnext(GPSネクスト)をチュートリアル通りに起動し、GPSを受け取ってくれた友人宅の位置を検索します。

GPSnext(GPSネクスト)の測定精度を検証した画像

GPSnext(GPSネクスト)を数回振ってベランダに置くという作業を繰り返しています。静置してから停止中と判断されるまでに3-5分のラグがあります。

何回か検索してますが、かなり位置がづれています。直線距離で約265m、GPSnext(GPSネクスト)の履歴で確認できる精度は271mです。

他社のGPS発信機と比べて精度が悪いです。

3.3.自転車で精度を確認してみた

まず、駐輪場から近場の駅まで自転車の動きをリアルタイムで追跡することにしました。GPSnextを自転車のサドルの下に仕掛けて、ゆっくり漕いで移動します。どのように仕掛けたかはをご覧ください。

GPSnext(GPSネクスト)の自転車での測定精度

正直に言って精度はよくありませんでした。まず、スタート地点からずれています。動き始めると精度で13mと出ていますが、通った道筋からはずれたものになっています。

その後、GPS発信機はワープを繰り返しています。

GPSnext(GPSネクスト)での測定精度の悪い例

駅についてから数分間停車していたのですが、GPSnext(GPSネクスト)は移動中と判断したままでした。ただし、停車しておくと検索結果はだんだんと正しい停止位置に近づいていることが分かります。

GPSnext(GPSネクスト)での検索位置履歴

履歴で確認するとこのような感じです。途中で245mの誤差とか出ていますが、正確には測っていませんがそれ以上の誤差です。また停車してからも誤差12mと出ていますが、1個以外はそれ以上の誤差でした。

3.4.みちびきを受信すると本当に精度が良くなるか?

GPSnext(GPSネクスト)は”みちびき”に対応しているから他社のGPS発信機よりも測定精度が高いと公式サイトで説明されています。

しかし、実際にGPSnext(GPSネクスト)を使ってみると、それ程精度がよくありません。むしろ他社のGPS発信機よりも精度に劣る場面が頻繁に見られます。

今回のGPSnext(GPSネクスト)を使用したタイミングではみちびきは3基打ち上げられています。将来的に予定されている4基体制と大きな誤差のない状態での測定です。

みちびきに対応していると携帯デバイスの誤差が数センチまで向上するという報道がありますが、それは記者がみちびきの性質を理解していないことによる誤報に近いものです。

簡単に言いますとみちびきからは複数の信号が出ており、デバイスによって受信できる信号は決まっています。その内、L1S(誤差1-2mが目標)、L6(誤差10cm程度が目標)といった信号を受信できると大きく精度を向上させることができます。

しかし、L1SやL6信号を受信できるような装置は現状高価で大きく、スマートフォンや小型GPS発信機に搭載できるものではありません

では、GPSnext(GPSネクスト)のみちびき対応とは一体どういうことでしょうか?

GPSnextが受信している信号はL1C/A信号です。簡単に言うと、現在日本でよく受信されているGPS発信機は、GPS32基、GLONASS(ロシアのGPS)24基に加えて、受信できるGPS衛星が4基増えるというだけです。L1Sが受信できないので他社のGPSの精度より劇的に改善するということはありません

GPS専門家である松本圭司さん(GPSアプリの開発者)によると

第一、みちびき対応のZenFone 2のGPS精度はあまり良くない(というか悪い)と評判ですので、なにかの冗談なんじゃないかと思えてきます。
みちびき対応と言っても、だからと言って測位精度が高いかと言えばそんな事はないということです。アンテナの性能や内部の信号処理などがポンコツなら精度は上がりません。重要なのは、その端末全体の設計と品質です。…(略)…現状そこまで払ってみちびき対応を求める必要はないと思います。

とのことです。すなわち、GPSの調査で大切なのは”みちびき”対応ではなくてGPS発信機本体の性能です。

3.5.GPSnext(GPSネクスト)で車を使ったケース

3.5.1.琵琶湖のほとりでは良い精度

GPSnext(GPSネクスト)の開けた地点での測定精度

琵琶湖の沿岸部を車で走行した履歴です。つまり、ビルや遮蔽物のない環境での走行です。このケースではどの道を通ったか分かる程、良い精度でした。検索履歴から分かる平均精度は15m程だったと思います。

ただし、これは復路なのですが、往路は琵琶湖のほとりでない別の道を使っているので、精度は良くありません。画像の下に少しワープしているポイントがあるのが分かるかと思います。

3.5.2.都市部ではしばしワープ

3.6.かばんに入れてのリアルタイム追跡調査

3.7.GPSnext(GPSネクスト)の精度まとめ

GPSnext(GPSネクスト)の精度はイチロクのProGPSやGNET-Sと比べて良くありませんでした。

検索結果には大きくムラがあり、しばしばワープする。

4.自動追跡型GPSという言葉に騙された

GPSnext(GPSネクスト)を実際に使って持った不満点は大きく2つです。

まず、1つは先ほど上げた測定精度が良くない点。

もう1つは自動追跡型GPSという言葉に騙されたと感じたことです。

4.1.自動で車を追跡するリアルタイムGPS

GPSnext(GPSネクスト)は「自動追跡型」で「まるで刑事ドラマのように画面が自動で動く」GPSと公式サイトに書かれています

これは私がGPSをレンタルする際に最も期待していた機能の一つでした。私がこの文面から想像してい機能はカーナビのように車の移動の様子が分かることを期待していました。

しかし、実際にレンタルして使ってみると他のGPS発信機の自動検索と全く変わりありませんでした。

位置検索を1分毎繰り返し、画面を更新で新たな検索結果を表示させるだけでした。つまり、1分は画面が動かず、いきなり次の検索結果が表示されます。これは特段珍しい機能ではなく、これで「他社のGPS発信機とは違う画面が自動で動く自動追跡GPS」とは詐欺かと思いました。例えば、GNET-Sにも同様の機能はあります。しかも、前回の検索地点も表示されるので、GPSnext(GPSネクスト)よりも見やすいです。

何度も他社のGPS発信機とは違う!と画像付きで説明されたら、「そうなのか、このGPSは他のGPSよりも高いのは高機能だからなのか」と思ってしまっていました。それもそのはずです。人生で何種類ものGPS発信機を使って浮気調査をする人は極めて少数でしょう。その言葉が正しくないと気がつく人は殆どいないのです。

4.2.車の動きを感知していなかった

「GPSの進行方向や車の移動と停車を感知する」と公式サイトには書かれています。

GPSnextの公式サイトの説明

画像はGPSnextの公式サイト(https://www.gps-akihabara.com/difference-gps)から引用

この画像はGPSnext(GPSネクスト)は他社のGPS発信機と違って移動経路と停車位置がはっきり分かるという画像です。同時に、私が「GPSnext(GPSネクスト)ってすごいんだ」と騙された画像です。

突っ込みどころは大きく2点です。

  • 車の移動軌跡がわかること
  • 車の停車位置がわかること

この画像のもう一つの突っ込みどころは、車の通った軌跡が分かるところです。おおよそ1.5km-2km程度ですので平均時速30kmの車で3-4分の概算です。

先に説明した通りGPSnext(GPSネクスト)は他のGPS発信機と同じく1分毎に自動検索を繰り返すだけです。つまり、GPSnext(GPSネクスト)でも数回しか検索できないのでこんなに細かく経路が分かるはずがありません。他社のGPSの赤ピンと検索結果は変わりません。

次に、車の停車位置が分かっている点も実際に使ってみるとおかしいと分かります

使ってみると分かりますが、車が停車してから反映されるまで数分間かかります。先ほどの静置してもなかなか停止状態にならないケースや、琵琶湖のほとりの画像でも何回も信号で止まっていますが、停車と判断された箇所はありません。これらは一部で他の検索結果の画像も同じようになっています。電波の良い状態でこれなのですから、街中などの悪いところではもっと反映まで時間がかかるはずです。

さらに、

私が調査に使っている間、赤信号で停車中の車を検出したことは一度もありませんでした。つまり、浮気相手の家の前や駅での数分間の停車などを確認することはできません

4.3.移動スピードや進行方向を示す機能

進行方向を示す機能は常に出ているわけではありませんでした。きちんと進行方向を示している時もあれば、北に動いているのに東を指しているようなことはよくありました。

履歴があるのでどこに進行しているのかはすぐに分かります。もちろん、他社のGPS発信機でも同様です。

4.4.GPSロガー機能

GPSの感度が低いため、他社のGPS発信機で測定できた地点もGPS発信機を見失っていました。

GPS発信機の位置をロストした場合、最後に観測した地点を記録し、再び観測できた地点と結びます。

このため、長時間GPSを見失った上にワープをするという現象が見られます。また、そこでGPSが停止していた場合、本来の場所と全く違う場所に停車しているという現象が起きてしまいます

他社のGPS発信機は精度が低いけど”この辺にいるかも”という情報を教えてくれます。個人的にはこっちの方が有難いです。

4.5.電池の残量について

公式サイトのバッテリー性能については「待機時時60日、稼働平均30日、検索回数2000-2500回」と表記されています。

待機60日については確認していませんが、稼働時間30日というのはサバを読み過ぎではありませんか?

朝と夜の1時間程度の通勤をGPSで追跡調査したところ5日目夜でバッテリーが切れました。途中1日通勤以外に取引先への出張の様子を追跡しています。検索回数1193回でバッテリーが落ちました。公式サイトには平均取得回数2000-2500回とありますが、半分以下です。

公式サイトには30日のバッテリー持ちと書かれていますが、そんなに持つことはまずないと思います。あってもかなり稀なケースではないでしょうか。

このバッテリー持ちならば他社のGPS発信機と同じくらいで、特に優れていません。

4.5.1.バッテリーの通知機能

メールアドレスを設定すればバッテリーの残量が低下を確認できるというものです。

GNET-S(ジーネットエス)にも普通にあります。しかも、電池の残量が何%か検索画面から把握できます。GPSnext(GPSネクスト)はアイコン表示ですからむしろ数値よりも分かりにくいまであります(私の場合、初めは分かりにくかったですが、途中で慣れました)。

4.6.複数人で同時に見る

浮気調査に使われるGPS発信機なら普通は複数人で確認することが出来ます。イチロクのProGPSやサーチテックのGNET-Sでも普通に確認できました。

4.7.履歴の印刷機能

GPSnext(GPSネクスト)は追跡履歴を初回限定のオプションで印刷することができます。しかも15000円(30日の場合)と結構高額です。

逆に言うと、GPSnext(GPSネクスト)にはオプションを付けなければ履歴を印刷する機能はなく、スクリーンショットを大量にとるしか方法はありません。私の場合、5日で1193件でしたからスクリーンショットにすると約170枚にあたります。

イチロクのProGPSには履歴のダウンロード機能があります。また、3000円(30日)でデジタルデータで送付してくれます。

5.GPSnext(GPSネクスト)の料金と口コミ

5.1.GPSnext(GPSネクスト)の口コミ

5.1.1.良い口コミ

・思ったより小さかったのが良かった。かばんの底にタバコの箱を入れバレるか試してからGPSにチェンジ。ダメ元で7日間借りていたが、結局延長することにした。

・とにかく妻の浮気の証拠が欲しくて探偵に行ったが2週間で100万円近くと言われたので、契約前にGPSで予備捜査をしとくか、だめなら探偵も致し方あるまいと思っていた。GPSを車に仕掛けた。細かい動きは分からなかったが、大まかな動きは分かったので、途中で即日調査してくれる探偵に依頼した。探偵込みで20万円収まったので本当にGPS調査をして良かったと思っている。

5.1.2.悪い口コミ

GPSnextの使用感想

画像はアメブロの使用体験談より引用。

GPSnext(GPSネクスト)の悪い口コミは主にスタッフの対応の酷さについてです。上記の体験談の他にもスタッフの対応の悪さの口コミが寄せられています。例えば、GPSnext(GPSネクスト)で分からないことを質問して受付のバイトらしきお姉さんが答えられず、他に詳しい方や店長さんに変わって貰うようにお願いしたら「(要約)私が一番詳しいんでぇ。店長いないです。てか、切っていいですかぁ?」と酷い口調で言われたそうです。2016年の出来事なので対応の悪さは改善されている様子はありません。機械類が苦手な方やトラブルになった時にきちんとした対応を期待する方はレンタルを控えるほうが良いでしょう。

5.2.他社製品との比較

  

公式サイトへ GNET-S Pro-GPS GPSnext Pro-GPS+
3日料金 9800(2日,4900) 14800(4933) 17800(5933)
5日料金
7日料金 17800(2543) 15800(2257) 21800(3114) 23800(3400)
10日料金 24800(2480)
15日料金 22800(14日,1629) 23800(16日,1487) 28800(1920) 29800(16日,1862)
20日料金 29800(21日,1419) 32800(1640)
25日料金 36800(1472)
30日料金 33800(28日,1207) 33800(32日,1056) 39800(1326) 39800(32日,1243)
35日料金 38800(1108)
60日料金 64800(1080) 64800(65日,996) 72800(1213) 74800(65日,1150)
90日料金 89800(997) 88800(100日,888) 109800(100日,1098)
自動検索機能
測定精度 1-20m 1-20m 1-20m 1-20m
大きさ 45mm×65mm×15mm 37mm×76mm×18mm 49mm×76mm×23mm 37mm×76mm×18mm
みちびき対応
無音・無振動
履歴数制限 無制限 無制限 無制限 無制限
移動軌跡表示
MAP ZENRIN/GoogleMap GoogleMAp ZENRIN/GoogleMap ZENRIN/GoogleMap
バッテリー容量 待機45日 待機30日 待機60日 待機30日
Clickで公式サイト GNET-S Pro-GPS GPSnext Pro-GPS+

(追記)今までJIS200,JIS4000を比較対象としていましたが、より新しい機種をサーチテックが安く貸出ているので、こちらに差し替えました。JIS2000,JIS4000とGNET-Sの比較はサーチテックのGNET-Sをレンタルし自力で浮気調査をした実体験談を報告するをご覧ください。

5.2.1.GPSのレンタル期間はどれくらい?

GPSでの浮気調査で成果を出せる期間はケースバイケースです。基本は1ヶ月、最低でも2週間のレンタルをするのが望ましいです。多くの場合は2週間で行動パターンが見えて来ますが、パートにフェイク(土曜日のパートが4回のうち1回が休みで浮気している)を入れたり空出張に対応するため、万全を期すならば1ヶ月のレンタルをお勧めします。

また、1ヶ月だとデータの整理期間や探偵や弁護士に相談する余裕も出てきます。

より詳しく知りたい場合はケース別・GPS発信機のレンタル期間の目安浮気調査のレンタル期間の決め方を参考にして下さい。

5.2.2.GPSnext(GPSネクスト)とGNET-S、どちらを借りるべきか?

私はGPSnextもGNET-Sの両方のGPSをレンタルしてきました。その時のことはサーチテックのGNET-Sをレンタルし自力で浮気調査をした実体験談を報告するにまとめてあります。

結論から言うとGPSnext(GPSネクスト)をレンタルするならばGNET-Sをレンタルする方が良いと思います。

その理由は4点です。

  • 超小型なGPS発信機
  • 充分なバッテリー持ち
  • 充分な測定精度
  • 性能の割に安い
  • まずは大きさについて。

    GPSnext(GPSネクスト)のサイズが大きい点が欠点となっており、GNET-Sの2倍以上あります。浮気調査に使うGPSは、少しでも小さい方が見つかりにくいので理想的です。

    GPSnextのサイズが大きいからといってバッテリー持ちが良いのかというとそうでもありません。GPSnext(GPSネクスト)のバッテリーの実働時間はGNET-Sと大差ありません

    次は測定精度です。

    GPSnextの測定精度は先述した通りです。測定精度は電波状況の良い所(開けた場所)では両者とも大きく変わりませんが、電波状況の良くないところではGNET-S≧GPSnextです。GNET-Sも最優の測定精度ではありませんが、浮気調査には充分な測定精度を持っています(格安GPSと比較すると比べ物にならない程良い)。測定精度の良い機種を使いたい場合は次章をご覧ください。

    以上のようにGPSnextとGNET-Sの性能は大きな差はありません。しかしながら、GNET-SはGPSnext(GPSネクスト)と比べてレンタル料金が格安です。また、レンタル料金を安くしたい場合はGNET-Sと他機種との料金・性能比較を参考にされるといいと思います。

    5.2.3.GPSnext(GPSネクスト)とPro-GPSのどちらを借りるべきか?

    “測定精度に拘りたい”という方はProGPSの一択です。

    ProGPSの優れている所はGPSnextやGNET-Sで測定不能な感度の弱い所でも電波を捉えることができることです。

    GPSnextとProGPSの違いを簡単にまとめると

    • ProGPSの方が小型(約半分)でバッテリー容量は少なめが、測定精度は高め
    • GPSnextは大型の代わりに、バッテリー容量は大きめだが測定精度は低め
    • ProGPSの方が料金が安い

    ProGPSはバッテリーの容量はGPSnextと比べると少なめですが、レンタルGPS発信機全体で見ると平均以上で浮気調査をするのに充分な容量です。

    何より、ProGPSの方が料金が圧倒的に安い、というのがGPS選びの決め手になります。注意点として、ProGPSは自動検索機能がありません(自動検索機能は予め決めたスケジュール通りに自動で位置検索を行う機能のことです)。逆に言うと、自動検索機能を除くことで最高性能であるProGPSを格安で使えるということです。仕事などで手を離せないという方以外は、まずはProGPSをGPSレンタルの第一候補とすることをおすすめします。

    自動検索機能が欲しいという方は、ProGPS+をレンタルすることになります。ProGPS+は往復の送料が無料であるのに対し、GPSnext(GPSネクスト)は返送料が別途必要になりますから、自動検索機能を付けてもGPSネクストよりProGPS+の方が安く使えます。加えて、ProGPSは追加料金を支払えばProGPS+に使用中でもすぐにアップデートすることができます。よって、まずProGPSをレンタルして自動検索機能が必要ならアップデートをする(料金後払いですぐに対応してくれます)ということが可能です。もしProGPSで充分ならば(自動県区機能が必要なかったら)GPSレンタル料金を格段に抑えることができます。

    また、上記の口コミを参考にして貰えればわかると思いますが、GPSnext(GPSネクスト)はサポート面やトラブルが起こった時の対応に不安が残ります。機械類の操作に不安が少しでもあればProGPSをレンタルするのがいいと思います。また、

    リアルタイム追跡GPSとしての性能、レンタル料金、口コミを総合的に判断して、GPSnextよりProGPSのレンタルをおすすめします。ProGPSについてはイチロクのGPSを借りるべき5個の理由と口コミ・評判で使ってみた感想と性能を解説しています。

    5.2.4.結局どのGPSをレンタルすれば良い?

    たまにGPSのレンタルする機種を迷っている、という相談を受けることがあります。多くの場合、以下のケースで解決することが多いです。

    イチロクのProGPS(公式サイト:http://www.gps-tsuiseki.com)を1ヶ月レンタルする。自動検索機能が必要そうならばProGPS+にアップデートする。

    GPSの浮気調査は自力での浮気調査の要とも言えます。いきなり探偵に頼むより、探偵の料金の大きな節約や結果的に慰謝料の数百万の増額につながるケースが多いです。最後に、浮気調査が上手く行くことを願っています。

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