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【完全版】夫・旦那に浮気・不倫されたときの対処・解決法|浮気の兆候から証拠集め、離婚まで

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【完全版】夫・旦那に浮気・不倫されたときの対処・解決法|浮気の兆候から証拠集め、離婚まで

目次

私が旦那に浮気されてから数年経とうとしています。旦那の浮気に直面したとき、信じられませんでしたし、分からないことが多すぎて困り果てました。気軽に周囲に相談できる内容でもありません。「旦那が浮気(不倫)している」という同じ苦しみを持つ方の助けになればと思い、その経験、その時調べた対処・解決法をまとめました。お役に立てれば幸いです。

浮気から離婚までの大まかな流れ

夫に「浮気されているのでは…」と感じたら、まずは疑惑が事実かどうか調べるところから始めます。もし、色々調べて「シロ」だったら問題ありません。しかし、浮気調査の結果、旦那さんが浮気・不倫している決定的な証拠を手に入れてしまった場合、あなたのとる選択肢は3つあります。それは、「離婚」「別居」「再構築」です。同時に、慰謝料請求・お子さんの親権についても考える必要があります。以下の文章は、離婚することを前提に書いています。

さて、浮気の証拠を集めた後の離婚のおおまかな流れを書いていきます。詳しい流れはこのページの下の方で紹介しているので、ここでは簡単に書きます。まず、離婚をする場合、いきなり裁判になることはなく、夫婦間で協議する必要があります。慰謝料・養育費・親権などで合意が得られたら離婚となります(協議離婚)。

ここで、合意が得られない場合、家庭裁判所の調停官の下で合意条件を探ります(調停離婚)。ここでも、合意が得られない場合、調停官が便宜的に離婚か否かを決定します(審判離婚)。最後に、この判決に異議がある場合、家庭裁判所に訴え、判決を仰ぎます(裁判離婚)。

上記の流れをたどる上で大切なことが一つあります。それは裁判にも使える確かな浮気の証拠を集めることです。この大前提が崩れてしまうと、慰謝料請求が不可能になる上に、離婚すら困難になります。それどころか、あなたが名誉毀損で訴えられる可能性すら出てきます。

よくある浮気の兆候

まず浮気かなと確認する必要があります。
浮気の兆候については

【完全版】夫の浮気の兆候

でどれほど当てはまるか確認して下さい。浮気の兆候を100個程度にまとめてあります。

浮気の証拠集め

なぜ浮気(不倫)の証拠を集める必要があるのか?

離婚する場合の証拠集めは「裁判で相手の不貞行為を立証できるか」が基準になります。

  • ラブホテルを出入りする写真(1回)
  • ビジネスホテルや相手の自宅を出入りする写真(2-3回)

具体的には上記のような「肉体関係を推察させる写真・映像」がそれに該当します。しかし、裁判での不貞行為の基準は詐欺・詐称を防ぐため厳しいものとなっています。例えば、上記の写真もネガのあるカメラでの写真なら大丈夫ですが、デジタル写真だと捏造可能と判断されることがあります。

>もし集めた証拠が不十分で夫の浮気が「不貞行為」と認められなかったら、離婚を「婚姻を継続しがたい重大な事由」として争うことになります。この場合、離婚は困難になりますし、慰謝料の請求もできなくなります。そのため、先にも述べましたが離婚を目指すならきちんとした証拠集めが必要不可欠です。加えて、慰謝料を請求する場合、浮気相手の住所が必須で、職業なども突き止めておいたほうが好ましいです。

また、注意しておきたいことは、違法な手段で浮気の証拠を集めてしまうと、その証拠は棄却されてしまうことです。(むしろあなたが訴えられることになります)

浮気の証拠集めで絶対守らないといけないこと

一番大切な事は「浮気(不倫)を疑っている」ということを旦那さんに悟られてはいけないということです。夫にとって一番浮気(不倫)していることを知られたくないのは、他でもないあなたです。あなたの些細な行動の変化は、あなたが夫の浮気を疑ったのと同じように、悟られやすいことを理解しておかねばなりません。なるべく普段通りに冷静に接しましょう。もし、旦那さんが「あなたに浮気(不倫)を疑われている」と勘づいてしまったら、浮気は水面下に潜ってしまいます

私の場合は、旦那が会社の同僚グループと共謀して不倫を行っており、探偵に調査を依頼して初めてそのからくりがわかったほどです。証拠を押さえることが難しくなり、プロに頼んでも探偵事務所や興信所の費用が余分に嵩むことになります。

さて、浮気(不倫)の証拠集めは「自力で集める」「プロ(探偵・興信所)で集める」の2つの手段があり、双方メリット・デメリットがあります。詳しくは以下を見て下さい。

自力で集める場合の注意点

自分で証拠を集める場合の最大のメリットはコストがあまりかからないことです。デメリットとしては、旦那さんに浮気調査をしていることがばれやすい点です。また、誤って違法な手段で浮気の証拠を集めてまう危険性もあります。加えて、夫の浮気の疑惑が変わって行く過程で、あなたの態度がショックにより変化し夫に勘付かれる、激情して思わず夫に詰めよてしまう、などのことがないように注意して下さい。

自力で証拠集めの中心になるのは、ICレコーダー(ボイスレコーダー)やGPSを仕掛けることや、メール内容などを確認することです。特に、旦那さんが車を使う場合、ボイスレコーダーとGPSを仕掛けることは特に有用です。また、夫がカバンやお弁当袋の中身をよく見ない人の場合、GPSやボイスレコーダーをバレずに仕掛けやすいので、決定的な証拠を入手できる可能性か高いです。特に、GPSは浮気相手の家や仕事先を特定できる可能性があり、とても強力でおすすめです。

どのようなICレコーダーやGPSが浮気調査に使えるかは、おすすめのICレコーダー7選おすすめのGPSとGPSの選び方などにまとめてあります。また、ICレコーダーやGPSの隠し場所や違法行為については浮気・不倫の証拠集めのたったひとつのコツ|ボイスレコーダーやGPSの隠し場所
が参考になるかと思います。

ただし、先程もいいましたが“不貞行為の証拠の基準は厳しい”ため、これらの調査では裁判で使える決定的な証拠は得にくい、ということは理解しておいて下さい。(もちろん、集めた証拠が無駄になることはなく、証拠の内容によっては現場の写真が不要になる場合があります)

例えば、「週末ホテル行こうよ」というメールや録音がとれても、実際にホテルに行っているか分からない上、捏造の可能性も疑われてしまいます。また、ただの冗談、ないしは仕事の打ち合わせのためのホテルだ…などと反論される余地があります。これから分かることは、夫と浮気相手は接触が会ったということだけです。これを離婚できる浮気の証拠として扱うためには、夫と浮気相手が実際にホテルに出入りしている写真を添付する必要があります。もしこの浮気現場の写真が撮れたら、この録音(メール)は証拠を強力に補強するものとなり、浮気の継続性を示すことができます。

しかし、自分自身や友人の助けを借りての尾行や張り込みは、できる限りしないことをおすすめします。まず素人の尾行だと浮気相手か旦那さんに気づかれやすく、浮気の証拠を処分され、浮気は水面下に潜ってしまいます。また、近所の人や浮気相手(場合によっては旦那さん)に通報されるとあなたを非常に危うい立場にします。通報されなくても警察に職質されることは意外と多くあります。尾行場所の近くにたまたまヤクザの事務所が近くにあった場合、偵察に来ていると勘違いされ、詰問、事務所に連れ込まれるパターンもあります。このような尾行や張り込みはプロの探偵・興信所に任せたほうが無難です。

探偵を使って証拠を集める

浮気(不倫)の拠集めに探偵・興信所を利用する最大のメリットは、裁判で使える証拠が安全かつ確実に手に入るという点です。最大の欠点は金額が調査費用が高額になってしまう点です。

他サイトや探偵社のサイトでは、疑惑を抱いたらすぐに探偵・興信所に依頼することを進めているかと思いますが、それではあまりにも調査料金が高額になってしまうためおすすめしません。もちろん、探偵・興信所を利用すると安全に確実な浮気の証拠を得られるので、始めから依頼するのは理にはかなっています。お金に余裕があるならば、はじめから探偵を使う方がよいでしょう。

しかし、私もそうでしたがお金のことは終始不安しかありませんでした。私は可能な限りの証拠を自分で集めて、不足分の証拠や自分で集められない(集めない方がいい)証拠や浮気相手の住所をつきとめるのに、探偵・興信所(プロ)に依頼するのをおすすめします。

探偵の高額な調査費を賄うには、探偵料金を出来る限り安価に抑えるか、慰謝料に探偵費用を上乗せするかです。

探偵料金を安く抑えよう

探偵料金を安価に抑えるコツは、簡単に言うと>浮気相手の情報や夫の行動パターンを把握すること(何曜日のいつ浮気をしているか)です。夫や浮気相手の行動を把握すれば、浮気調査の依頼をピンポイントで行うことができるので、探偵社の調査料金を抑えることが可能になります。GPSやICレコーダーで可能な限り浮気の情報を集めることが重要です。

もっと詳しいことは浮気調査で7つの探偵を利用した私が見積りを公開しますにまとめてあります。7つの探偵社の特徴や評判・口コミ・調査料金をまとめてあります。また、実際に使ってみた感想ややりとりも公開しているのでお役に立つかと思います。

慰謝料を探偵費用に上乗せする

裁判において、探偵事務所の料金や弁護士費用の請求が満額認められることは珍しいです。離婚までの過程は離婚協議から調停を経て裁判という流れですから、いきなり裁判になることはありません。ですから、離婚協議の段階で夫や浮気相手に探偵事務所や弁護士費用を上乗せするように示談することは可能です。特に、きちんとした証拠が確保してあり、浮気相手の職場、両親の職業が分かっているときに有効な場合が多いです。その場合、裁判沙汰になると困る職業の場合や職場へ通知しないことを条件に示談することになります。

もっと詳しいことは浮気から離婚までの必要な費用と貰えるお金をまとめてみた|探偵・弁護士費用から慰謝料・養育費の相場までこちらのページにまとめてあります。

浮気の証拠集め終了から離婚まで

まず、離婚する場合、協議離婚から入ります。夫婦及びその関係者(両親など)で話し合い、慰謝料・親権・養育費等々を決定します。これで円滑に決まれば良いですが、決まらなかった場合は家庭裁判所へ離婚調停の申し立てを行うことになります。いきなり裁判にはならず、数回の調停協議を行うことになります。ここで、離婚条件(慰謝料・親権など)への夫婦の合意が得られたら調停離婚となります。

ですが、繰り返しの調停にもかかわらず合意が得られない場合、調停委員会が「夫婦にとって離婚が双方の利益になる」と判断した場合、離婚の審判が下されます。そして、互いに異議がなければ離婚が成立します。これが審判離婚です。

異議がある場合は、いよいよ家庭裁判所に訴えを起こし判決を仰ぎます。これが裁判離婚です。

離婚に弁護士は必要か?

弁護士費用は探偵事務所の調査費同様に高額です。正確に言うと、弁護士費用の方が探偵の調査費用と比べても遥かに高額です。そのため、自身の両親・友人・会社・パート先の上司などに仲裁に入って貰うケースが多いです。そして、大部分はこれで決着が付きます。しかし、以下の様な場合は弁護士を挟むほうが安全です。

  • 離婚協議に一切応じない
  • 慰謝料の支払いを拒絶する
  • 慰謝料の請求交渉が決裂したとき
  • 調停離婚にまで進みそうだ
  • 相手が弁護士を立ててきた場合

また、基本的には離婚に強い弁護士に依頼するのをおすすめします。アテがない場合は、浮気調査依頼をした探偵社に連絡すると基本紹介してくれます。弁護士費用については浮気から離婚までの必要な費用と貰えるお金をまとめてみた|探偵・弁護士費用から慰謝料・養育費の相場までにまとめてあります。他にも、下で出てくる内容証明の金額や養育費の相場などもまとめてありますのでご参考下さい。

慰謝料の請求

慰謝料請求は内容証明を送ることで行います。内容証明とはどのような内容の文章を誰から誰に送ったかを記録する制度です。ですので、内容証明には法的拘束力はありませんが、受け取っていない、などの言い逃れはできなくなります。

内容証明は一般人でも簡単に作成・送付することができます。弁護士・司法書士・行政書士に依頼するメリットは泊がつくことです(弁護士=裁判を連想するのでこちらの本気度を示す事にもなります)。泊の度合いは、弁護士>>司法書士>行政書士であり、大きな違いは弁護士・司法書士(140万円以下の案件)はあなたの交渉代理人になれますが、行政書士はなれない、という点です。

外部サイトですがこちらのサイトが参考になるかと重います
郵便局-内容証明
内容証明の書式・文例
内容証明の相場:浮気から離婚までの必要な費用と貰えるお金をまとめてみた|探偵・弁護士費用から慰謝料・養育費の相場まで

親権について

基本、親権の取得は女性が極めて有利です。過去に「子供に悪影響を与える」行為をしていない限り問題なく取れます。例えば、子供のために積み立てていた貯金を全部使い込んだ、子供を虐待していたことがある、などがあたります。

養育費・財産分与について

離婚届を出す前にこれらの詳細は決定しておいたほうが無難です。親権を獲得した場合は、子供の人数とあなたの年収に応じて養育費を受け取ることができ、夫にはその義務があります。また、財産分与は夫婦の共有財産の半分を受け取ることができます。詳しくは、で確認できます。

まとめ

夫の浮気の証拠集めについて

  1. 浮気の証拠集めは夫にばれないようにすることが大切。
  2. 離婚・慰謝料請求には、きちっとした証拠が必要。
  3. 慰謝料請求には浮気相手の住所が必要。
  4. 浮気の証拠は、なるべく自力で証拠を集める。特にICレコーダーやGPSは証拠集めに非常に強力。
  5. 尾行・張り込みが必要になる場合は、探偵を利用するのが好ましい。

証拠集め完了まで離婚までのまとめ

  1. 夫婦で協議して離婚と慰謝料・親権・養育費を決める。決裂したら調停を経て家庭裁判所で裁判になる
  2. 弁護士は高額なので両親や会社の上司を頼るのもあり。拗れそうなら即弁護士を入れよう。

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