浮気・不倫調査のおすすめの探偵・GPS選び

浮気調査をした経験を元に自力での浮気調査の方法(GPS調査・ボイスレコーダー)の紹介や、信頼できる探偵・興信所の見積もり情報を掲載しています。

浮気から離婚までの必要な費用と貰えるお金をまとめてみた|探偵・弁護士費用から慰謝料・養育費の相場まで

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浮気から離婚までの必要な費用と貰えるお金をまとめてみた|探偵・弁護士費用から慰謝料・養育費の相場まで

1.浮気から離婚までかかる費用と慰謝料や養育費など貰えるお金のまとめ

私が旦那の不倫で離婚する過程で心配だったのはお金のことでした。インターネットで調べた時お金のことについてまとめているページがなかったので、離婚するまで出て行くお金と手に入るお金の目安を知ることのできるページを作ることにしました。まず、これから提示する金額はおおまかな目安ですが、参考にして頂けると幸いです。

お金が出て行く大きな2つのポイントは、探偵・興信所の費用と弁護士の料金です。まず、探偵興信所の利用目的は浮気・不倫の証拠を集めることです。この証拠集めの程度は、将来どうするか(離婚・別居・再構築)によって変わってきます。離婚、特に親権が絡んでくるあたりは、集めると有利になる証拠を確保する必要が出てくるので高額になってきます。

次に、弁護士は慰謝料請求や離婚交渉の代理人などとして利用します。必須ではありませんが、相手が離婚の意志がなく調停離婚以上になりそうな場合や慰謝料の料金協議で合意が形成できない場合など弁護士を挟む必要が出てきます。まず、浮気の証拠集めにかかる費用から記していこうかと思います。

2. 浮気の証拠集めにかかる費用

2.1 簡単には離婚できない!?

浮気の証拠確保は、離婚・別居・再構築のどれを選んでも必要となります。ここでは、離婚する為に必要となる証拠集めを目的として書いていきます。離婚するために集める浮気の証拠は「裁判になって相手の不貞行為を証明できるか」が基準になり、一般には

  • ラブホテルなどで肉体関係を推察させる写真(1回)
  • 浮気相手の家で過ごす写真(2-3回)

などの「肉体関係を確認、推察できる証拠」のことを指します。しかし、実はこの不貞行為の基準は詐称を禁じるために厳しく、デジタルカメラ等の写真データは捏造が可能として証拠能力が弱いとみなされることがあります。そのため、ラブホテルから出てくる写真1枚だけだと不十分な証拠として扱われ、継続性を示すために2-3回以上の写真を要求される場合もあります。また、これに日記やメールのやり取りの記録などで証拠を補強していくことになります。

上記で述べたのは確実な証拠の基準です。ラブホテルから出てくる写真1枚と日記の記録や、GPSの記録と日記・メールの記録でも可能な場合もあります。法律無料相談や法テラスなどで相談してみるといいでしょう。

2.2 証拠を集める手段

理想は自分で浮気の証拠を揃えることです。しかし、素人が集めた証拠では「不貞行為」の立証は困難とされています。それは、先にも述べましたが「証拠の基準が厳しい点(捏造であるとことを否定出来ない)」と「違法に証拠を集めてしまう(著しく不相当で棄却される)」ためです。不十分な証拠だと慰謝料請求もできませんし、離婚も困難になります。また、浮気相手や不倫相手に慰謝料請求する場合、相手の住所を知る必要があるので、個人でそれを特定するのは困難です。

裁判で使える浮気・不倫の証拠を集めるのは探偵・興信所(プロ)を利用するのが確実です。ですが、探偵・興信所の料金は高額です。他のサイトでは「直ちに探偵に依頼を!」みたいな書き方がされていますが、これでは調査費用が非常に高額になってしまいます。

当サイトでは可能な限り自力で証拠を集め、仕上げ(ホテルの出入りの写真などの撮影)に探偵・興信所を利用するのをおすすめしています。これにより、証拠集めの費用を何十万円と抑えることができます。(詳しくは探偵料金を安くする方法をご覧ください。)もちろん、お金に余裕がある方や浮気の証拠集めが精神的に苦しい方は、始めから探偵・興信所に調査を依頼するという選択肢もありだと思います。私が依頼した中だと、精神的なケアをしながら話を聞いてくれる探偵社はこちらがおすすめです。

浮気調査をした経験を元に自力での浮気調査の方法(GPS調査・ボイスレコーダー)の紹介や、信頼できる探偵・興信所の見積もり情報を掲載しています。

2.3 自力での証拠を集めにかかる費用

自力で証拠を集める場合、有用なのがICレコーダーとGPSです。

ボイスレコーダー(ICレコーダー)にかかる費用

ICレコーダーは会話を録音するための機械です。車や(気づかれないのならば)かばんに仕掛けておくと浮気相手との会話を録音することができ、浮気相手の情報(会社、地位など)を得ることができます。また、離婚協議などの話し合いや浮気の自白などを録音しておくと無駄なトラブルを避ける事ができます(慰謝料請求後や浮気相手結婚するつもりだったが捨てられた後などは発言を翻すことが多いです)。また、男性が親権を目指す場合、子供に対してネガティブな発言を録音できたら親権確保に大きく有利になります。

このようにICレコーダーは浮気疑惑のときから離婚協議まで長期間使え、比較的安価であるので1台所持しておくことをおすすめします。稼働時間・音質などによりますが5000円-15000円あたりが目安になるかと思います。どのようなボイスレコーダーを選べばいいかは浮気調査に使えるおすすめICレコーダー(ボイスレコーダー)7選に書いてあります。

2016年の最新情報を掲載しています。浮気調査でICレコーダー(ボイスレコーダー)は必須アイテムと言って過言ではありません。浮気調査に「必要な機能や性能」はどのようなものかを説明しています。ペン型、USB型、小型など形態別で優れた機種を7種厳選しました。

GPSでの証拠集めにかかる費用

次にGPSですが、自力での浮気調査の要であると言っても過言ではありません。GPS(Global Positioning System)は所持者のいる場所を表示したり記録する機能を持つ機器です。(もちろん気づかれないならばですが)夫・妻のかばんや車の中に付けておけば、夫や妻のデートコースや使うラブホテルなどの行動をほぼ正確に把握できます。特に、旦那さんやお嫁さんが主に車で移動する場合、こちらがその行動を把握することは困難ですが、GPSを車に仕掛けておくと行動パターンを把握できます。行動パターンを把握すると探偵社に証拠集めを依頼するとき、無駄な調査や予備調査が発生しないので、調査料金が数十万円以上安くなります

また、おすすめはしませんがGPSでラブホテルに居ることを確認し、出てくるところを自力で写真に収めるという方法もあります。これは探偵費用を抑えることができますが、バレる可能性も高く、場合によってはあなたが警察に通報されるなどのリスクもあります。

GPSの入手は購入かレンタルか選ぶことになります。小さいお子さんに付けておきたいとかぼけてきた両親に使いたいなど再利用の目処があるならば購入を考えるのがいいかと思います。調査に使うだけならばレンタルの方が基本的にお得です。

探偵社に依頼すれば、探偵仕様のGPSを貸してくれますし、今後の調査依頼もスムーズになります。ただし、GPSレンタル業者にレンタルするより2-3倍の費用がかかります。GPSのレンタル料金についてはおすすめのGPSに」まとめてあります。

GPSは数多くありますが、浮気調査に使えるものはわずかです。浮気・不倫での追跡調査におすすめの無音・小型GPSを選び抜き、性能を比較しました。また、GPSの失敗しない選び方と注意点も書いてあります。

2.4 探偵・興信所に調査依頼する場合の料金相場

探偵・興信所の料金は比較的高額で、調査の目的により大きくその費用は変わります。離婚や慰謝料請求、親権の確保などを考えている場合は、ここで述べたようにきちんとした証拠が求められ、得られた証拠によっては複数回集める必要があるので、調査費用が高額になりやすいです。

探偵・興信所の料金は各社によって様々な料金体系があります。依頼前に料金体系をきちんと確認しておく必要があります。例えば、成功報酬で失敗なら0円と宣伝していながら、法外な経費を請求してくる探偵事務所もあります。所謂悪徳業者を避けるために、以下のことを確認するとよいでしょう。

  • 1時間あたりの費用
  • 何人何時間の調査
  • 事務手数料、実費、車両費などの内訳の明示
  • 追加料金について

これらを明確に説明してくれる探偵社は良心的だと考えられます。事前によく確認・検討して調査を依頼しましょう。複数社に調査見積もりの依頼を出し、調査計画と費用を吟味することが基本です。調査費用の相場は調査人数2-3人、6時間調査で20-25万前後を基準として考えるといいでしょう。旦那の浮気調査で実際に私が依頼した7つの探偵社の見積もりを公開していますので参考にしてください。

3. 離婚にかかる費用

3.1 黙って借金されていませんか?

夫ないしは妻が夫婦の共同貯金や子供のための積立て金を使い込んでいるケースは多々あります。また、あなたの名義で消費者金融に借金している場合もあります。基本的には浮気(不倫)のために借金した場合は、本人にのみ返済義務があります。勝手に保証人にされていた場合も、あなたには返済義務はありません。ただし、消費者金融にその旨を直ちに申し出る義務があります。もし、あなたが1回でも代わりに返済してしまうと、保証人であることを認めたことになり、借金の返済義務が生じます

しかしながら、夫婦の生活のために借金したと主張されると厄介です。借金が夫婦の共有財産と看做されるため、あなたにも返済義務が及びます。見知らぬ借金を背負わないように旦那さんやお嫁さんの浮気の証拠と使い込みの証拠をきちんと確保しておきましょう

3.2 離婚協議・慰謝料請求で弁護士を挟む場合

弁護士費用にも探偵事務所の費用と同様に、様々な料金体型があります。一般的には、「1.離婚そのものの弁護士代」と「2.それに伴う経済的利益に対する報酬(慰謝料・財産分与・養育費・親権)」に対する報酬です。

  1. 「離婚そのものの弁護士代」は着手金30万円と成功報酬の30万円の平均60万円が相場です。
  2. 報酬金10%の場合、離婚が成立して慰謝料と財産分与が合わせて500万円あり、弁護士に支払う報酬金は50万円となります。

上記の場合、弁護士費用は合計で110万円となります。報酬金の割合(一般的に金額によって変動します)と何を経済的な利益にするかの基準は弁護士事務所により異なりますので、事前の確認が必要です。

慰謝料請求において、裁判の場合、弁護士費用の慰謝料への上乗せ請求は基本できません。協議離婚の場合、相手の誠意次第では弁護士費用を支払う場合もあるようです。弁護士費用は探偵・興信所の費用よりも高額になりがちなので、自分自身で両親や友人・義両親の手を借りて離婚協議や慰謝料請求をされ、拗れたら弁護士を挟むという方も多いようです。

弁護士費用を抑える方法

費用を抑えるために内容証明の作成だけを弁護士に依頼するという場合もあります。内容証明の相場は3万円ほどです。内容証明は法的拘束力はなく、記録として残しておくもので、弁護士に依頼すると箔が付きます。ただし、内容証明のみを承ってくれる弁護士は多くありません。連絡の代理人に弁護士が指定される場合、着手金が10万円前後発生します。

また探偵の調査費用と弁護士料金が一緒になっている探偵社弁護士と結びつきの強い探偵社を利用するのも1つの手です。

4. 離婚で貰えるお金

4.1 別居の間、貰える(支払う)お金

離婚までの間に別居期間がある場合、夫や妻はあなたの扶養義務を果たさなければなりません。ですから、あなたの分の婚姻費(子供の養育費、生活費、医療費など)を請求することができます。これを婚姻費用分担請求といいます。婚姻費の分担額は相手の年収・権利者の年収・子供の有無によって決定します。例えば、パートナーの年収が500万円、あなたが専業で子供が二人いる場合、10-12万円程度が請求の相場となります。

4.2 慰謝料の相場

裁判において慰謝料が決定される場合、おおよその相場は150-500万円くらいで、平均300万円前後です。一般的な要因(婚姻期間、有責の度合いなど)、浮気された人の落ち度(夫婦関係の破綻など)、浮気した人の落ち度によって、その金額は上下します。ただし、協議離婚で慰謝料請求に合意した場合はこの限りではありません。慰謝料請求を突っぱねて裁判にされると相手の職業柄困る場合、高い慰謝料で合意されることがあります。特に、不倫だった場合、このケースは多いです。

証拠がなくても慰謝料請求はできますが、妻や旦那が浮気(不倫)の事実を認めた時に限ります。浮気の証拠が不十分でも慰謝料を請求は可能ですが、相手が浮気・不倫を認めない場合、慰謝料が貰えないことに加えて、逆に名誉毀損で訴えられることがあります。

4.3 財産分与

結婚してから夫婦で積立した貯金は夫婦の共有財産として半分の請求権を持ちます。一方で、婚姻前の各々の貯金はこれの対象外となります。

4.4 養育費

あなたに子供がいて親権を確保した場合、相手は子供の養育費を支払わないといけません。その額は、子供の人数、元夫・元妻の年収に依りますが、子供が成人するまで月5-8万円程度であることが多いようです。