浮気・不倫調査のおすすめの探偵・GPS選び

浮気調査をした経験を元に自力での浮気調査の方法(GPS調査・ボイスレコーダー)の紹介や、信頼できる探偵・興信所の見積もり情報を掲載しています。

【完全版】妻・嫁に浮気・不倫されたときの対処・解決法|浮気の兆候から探偵での証拠集め、離婚まで

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【完全版】妻・嫁に浮気・不倫されたときの対処・解決法|浮気の兆候から探偵での証拠集め、離婚まで

目次

私は旦那に浮気されました。旦那の浮気に直面したとき、正直に言うと信じられませんでしたし、分からないことが多すぎて困り果てました。苦しかったです。気軽に周囲に相談できる内容でもありません。そこで、このブログを立ち上げ、夫の浮気についてまとめてきました。

しかし、最近、20代で浮気をしたことがある男性は34%、女性は40%というニュースを見ました。浮気の苦しみは男女で変わりません。同じ苦しみを持つ方の助けになればと思い、夫の浮気の記事をリライトすることにしました。「男性特有」なことを削り、「女性特有」なことを書き足すことにしました。基本は私の経験、その時調べた対処・解決法をまとめたものです。お役に立てれば幸いです。

浮気から離婚までの大まかな流れ

お嫁さん(妻)に「浮気されているのでは…」と感じたら、その疑惑が事実かどうか調べるところから始めます(浮気の兆候については【完全版】夫の浮気の兆候をご参考下さい)。調査の結果、浮気が見つからなければ問題ありません。しかし、浮気調査の結果、お嫁さん(妻)が浮気・不倫している決定的な証拠を手に入れてしまった場合、「離婚」「別居」「再構築」のいずれかを選ぶことになります。同時に、慰謝料請求・お子さんの親権についても考える必要があります。以下の文章は、離婚することを前提に書いています。

さて、浮気の証拠を集めた後の離婚のおおまかな流れを書いていきます。詳しい流れはこのページの下の方にで書いていますので、ここでは簡単に書きます。まず、いきなり裁判になることはなく、夫婦間で協議し離婚について合意が形成されるか確認しなければなりません。慰謝料・養育費・親権などで合意が得られたら離婚となります(協議離婚)。

ここで、合意が得られない場合、家庭裁判所の調停官の下で合意条件を探ります(調停離婚)。ここでも、合意が得られない場合、調停官が便宜的に離婚か否かを決定します(審判離婚)。最後に、この判決に異議がある場合、家庭裁判所に訴え、判決を仰ぎます(裁判離婚)。

上記の流れをたどる上で大切なことが一つあります。それは裁判にも使える確かな浮気の証拠を集めることです。この大前提が崩れてしまうと、慰謝料請求が不可能になる上に、離婚すら困難になります。それどころか、あなたが名誉毀損で訴えられる可能性すら出てきます。

妻の浮気・不倫の対処は計画性が大切

絶対に守らなければいけないこと

一番大切なことは、妻の浮気に気付いても、絶対に態度・言動に出してはいけない、ということです。これは、離婚協議をするまでずっとです。特に、浮気の証拠集めでは努めて冷静でいなければいけません。妻にとって一番浮気(不倫)を知られたくないのは、他でもないあなたです。あなたが妻の浮気を疑ったように、妻もあなたの些細な変化を鋭敏に感じ取ります。もし、妻が浮気(不倫)を疑われていることに気付いてしまったら、浮気は水面下に潜ったり、浮気の証拠を処分されてしまいます

このようなことを書くと怒られそうですが、夫婦の離婚協議で基本男性の立場は非常に弱いです。特に、親権に関しては顕著で夫側が親権をとるのは困難であり、確実な証拠集めと綿密な用意が必須になります。浮気の証拠集めに関しては後で詳しく述べます。

最後に恐ろしい事例を紹介します。その方は、妻の浮気を疑い、実際に調査したところ、妻は不倫していることが分かりました。しかし、妻に浮気調査をしているのがバレてしまい、夫側が離婚を切り出す前にでっち上げのDVで訴えられ、敗訴してしまいました。その方は財産も親権も全部持って行かれましたが、数年後元妻にHIVが発覚し(結婚前はお互い陰性だった)たため事なきを得ました。

借金はされていないか?

妻の浮気で意外に多いのは借金・使い込みです。もし、家計を妻に任しているのでしたら、早めに確認しておくのが無難です。利用明細や預金が減っているなど分かりやすい場合は良いですが、どこから借金しているか分からない場合は信用情報機関に借金の照会をするのが良いでしょう。借金が発覚した場合の対処法は浮気から離婚までに必要になるお金と貰えるお金に書いています。対処を間違うと借金を背負うことになるので気をつけましょう。

また、妻のお金の使用用途の分かるもの(クレジットカードの使用明細・レシート・急に増えたブランド品類など)は全て集めて置かねばなりません。

親権

もしあなたにお子さんがいて、かつ親権をとろうと考えている場合、計画的かつ慎重な行動が求められます。基本的に、夫がお子さんの親権をとるのは困難ということをしっかり理解しておく必要があります。詳しいことはこの記事の後半に掲載しています。

浮気の証拠集め

浮気(不倫)は簡単に証明できない

離婚する場合の証拠集めは「裁判で相手の不貞行為を立証できるか」が基準になります。

  • ラブホテルを出入りする写真(1回)
  • ビジネスホテルや相手の自宅を出入りする写真(2-3回)

具体的には上記のような「肉体関係を推察させる写真・映像」がそれに該当します。しかし、裁判での不貞行為の基準は詐欺・詐称を防ぐため厳しいものとなっています。例えば、上記の写真もネガのあるカメラでの写真なら大丈夫ですが、デジタル写真だと捏造可能と判断されることがあります。

もし集めた証拠が不十分で妻の浮気が「不貞行為」と認められなかったら、離婚を「婚姻を継続しがたい重大な事由」として争うことになります。この場合、離婚は困難になりますし、慰謝料の請求もできなくなります。特に妻が専業主婦で、離婚されると生活の基盤がなくなる場合は、かなり離婚に抵抗することが多いです。場合によっては、DVをでっち上げ慰謝料を相殺しようとしたり、養育費目的で親権をとることすらあります。

また、一度は離婚で話しがまとまりかけても、浮気相手に捨てられた場合、離婚を拒否する場合が極めて多いです。この時、浮気の証拠が不十分だと離婚が難しくなる上、裁判官によっては(運が悪いと)先ほど挙げたようなDVを出ってあげられ、無実の罪を被ることするあります。そのため、妻の浮気で離婚を目指すならきちんとした証拠集めが必要不可欠です。

浮気の証拠集め

さて、浮気(不倫)の証拠集めは「自力で集める」「プロ(探偵・興信所)で集める」の2つの手段があり、双方メリット・デメリットがあります。基本的には、この2つを組み合わせて確実な浮気の証拠を手に入れていくことになります。また、慰謝料請求のことも考え、浮気相手の住所・職業なども突き止めておきましょう

当サイトでは、ICレコーダー、GPS、隠しカメラなどを使って自力で証拠を押さえることを基本的に推奨しています。なぜなら、探偵・興信所の金額は高額だからです。自力で集めた証拠は法テラスなどで不貞行為の証拠になるのかを確認して貰うのがおすすめです。「不貞行為」として証拠が不足しているようなら、探偵・興信所に決定的シーンの撮影を依頼しましょう。

自力で集める場合の注意点

自力で浮気の証拠を集める最大のメリットは探偵・興信所に依頼するより安価になることです。デメリットとしては、妻に浮気調査をしていることが悟られやすい点です。妻の浮気の疑惑が確信に変わるにつれ、あなたの態度が無意識に変化し妻に勘付かれてしまうからです。また、誤って違法な手段で浮気の証拠を集めてまう危険性もあります。違法な手段で集めてしまった証拠は、証拠能力がなく棄却されてしまいます。

自力で証拠集めの中心になるのは、ICレコーダー(ボイスレコーダー)・GPS・隠しカメラを仕掛けることや、メール内容などを確認することです。特に、妻が車を使う場合、ボイスレコーダーやGPSを仕掛けることは極めて有用です。どのような機種を使えばいいかは浮気調査に使えるGPSと選び方おすすめのICレコーダー7選をご覧ください。どこに仕掛ければいいか、何が違法かなどは浮気・不倫の証拠集めのたったひとつのコツ|ボイスレコーダーやGPSの隠し場所に詳しく書いてあります。

ただし、先述の通り”不貞行為の証拠の基準は厳しい”ため、自力での調査は裁判で使える決定的な証拠は得にくい、ということは理解しておいて下さい。(もちろん、集めた証拠が無駄になることはなく、証拠によっては現場の写真が不要になる場合があります<)

例えば、「週末ホテル行こうよ」というメールを確保しても、実際にホテルに行ったことの証明にはならず、捏造の可能性も疑われてしまいます。また、ただの冗談…などと反論される余地があります。このメールから分かることは、「妻と浮気相手は接触があった」ということだけです。これを浮気の証拠として扱うためには、妻と浮気相手が実際にホテルに出入りしている写真を添付する必要があります。もしこの浮気現場の写真が撮れたら、このメールは証拠を強力に補強するものとなり、浮気の継続性も示すことができます。

しかし、自分自身や友人の助けを借りての尾行や張り込みは、できる限りしないことをおすすめします。以下の様なことが本当によくあります。

  • 人の尾行だと浮気相手か妻に気づかれやすい
  • 近所の人や浮気相手(場合によっては妻)に通報される
  • 警察に職質される
  • 尾行場所の近くにヤクザの事務所があった場合、偵察に来ていると勘違いされ、詰問、事務所に連れ込まれる

このようなことがあると、浮気調査が妻に露見するだけでなく、あなたの立場を非常に危ういものにさせます。尾行や張り込みは素直にプロの探偵・興信所に任せたほうが無難です。

探偵を使って証拠を集める

浮気(不倫)の証拠集めを探偵・興信所を利用するメリットは裁判で使える証拠が安全かつ確実に手に入るという点です。欠点は調査費用が高額になってしまう点です。

他サイトや探偵社のサイトでは、疑惑を抱いたらすぐに探偵・興信所に依頼することを推奨していますが、それでは調査料金が高額になります。もちろん、探偵・興信所は安全かつ確実に浮気の証拠を集めてくれるので、始めから依頼するのは確かに理にはかなっています。お金に余裕があるならば、はじめから探偵を使う方がよいでしょう。しかし、私もそうでしたがお金のことは終始不安しかありませんでした。当サイトでは可能な限りの証拠を自分で集めて、不足分の証拠や浮気相手の住所をつきとめるのに、探偵・興信所(プロ)に依頼するのをおすすめします。

ただし、親権の確保を考えている場合は、少し事情が異なります早い段階で探偵・興信所へ相談するのがいいでしょう。前述した通り、父親が子供の親権をとるのは困難です。あなたは迂闊な行動を取らないように気をつけながら、妻の粗を探していくことになります。探偵事務所の中には弁護士と提携しているところもありますので、専門家の意見とアドバイスを聞きながら、行動・証拠集めができます

探偵料金を安く抑えよう

探偵の高額な調査費を賄うには、探偵料金を出来る限り安価に抑えるか、慰謝料に探偵費用を上乗せするかです。

探偵料金を安価に抑えるコツは、簡単に言うと浮気相手の情報や夫の行動パターンを把握すること(何曜日のいつ浮気をしているか)です。浮気相手や奥さんの行動パターンを把握していればしているほど、ピンポイント(数時間)での探偵の調査が可能になり、数十万円以上の調査費用を節約することが可能です。探偵社の浮気調査料金を抑えるためには、当サイトが推奨しているGPSやICレコーダーを駆使し、自分で可能な限り浮気の証拠を集めることが重要です。

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慰謝料を探偵費用に上乗せする

裁判において、探偵の調査費用や弁護士費用の請求が満額認められることは珍しいです。しかし、離婚協議の段階で夫や浮気相手に探偵事務所や弁護士費用を上乗せするように示談することは可能です。離婚をする時、いきなり裁判になることはなく、離婚協議から調停を経て裁判という流れです。ですから、特に、きちんとした証拠が確保してあり、浮気相手の職場、両親の職業が分かっていることが前提ですが、浮気相手(やその両親)が裁判沙汰にされると困る職業のときや職場に通知しないことを条件に示談が成立することは多々あります。慰謝料の金額の目安などは浮気から離婚までの必要な費用と貰えるお金をまとめてみた|探偵・弁護士費用から慰謝料・養育費の相場までを参考にして下さい。

浮気の証拠集め終了から離婚まで

まず、離婚する場合、協議離婚から入ります。これは、夫婦及びその関係者(両親など)で話し合い、慰謝料・親権・養育費等々を決定するものです。これで合意に至らなかったら、家庭裁判所へ離婚調停の申し立てを行うことになります。いきなり裁判にはならず、数回の調停協議を行います。ここで、離婚条件(慰謝料・親権など)に夫婦の合意が得られたら調停離婚となります。

しかし、繰り返しの調停にも関わらず合意が得られない場合、調停委員会が「夫婦にとって離婚が双方の利益になる」と判断した場合、離婚の審判が下されます。そして、互いに異議がなければ離婚が成立します。これが審判離婚です。

異議がある場合は、いよいよ家庭裁判所に訴えを起こし判決を仰ぎます。これが裁判離婚です。

離婚に弁護士は必要か?

弁護士費用は、探偵の調査費用と比べて遥かに高額です。そのため、離婚協議時に自身の両親・友人・会社の上司などに仲裁に入って貰うケースが多いです。そして、大部分はこれで決着が付きます。しかし、以下の様な場合は弁護士を挟むほうが安全です。

  • 離婚協議に一切応じない
  • 慰謝料の支払いを拒絶する
  • 慰謝料の請求交渉が決裂したとき
  • 調停離婚にまで進みそうだ
  • 相手が弁護士を立ててきた場合

また、基本的には離婚に強い弁護士に依頼するのをおすすめします。アテがない場合は、浮気調査依頼をした探偵社に連絡すると基本紹介してくれます。

ただし、親権の確保を考えている場合は例外です。必ず弁護士に相談することをおすすめします。

慰謝料の請求

慰謝料請求は内容証明を送ることで行います。内容証明とはどのような内容の文章を誰から誰に送ったかを記録する制度です。ですので、内容証明は法的拘束力はありませんが、受け取っていない、などの言い逃れはできなくなります。

内容証明は一般人でも簡単に作成・送付することができます。弁護士・司法書士・行政書士に依頼するメリットは泊がつくことです(弁護士=裁判を連想するのでこちらの本気度を示す事にもなります)。泊の度合いは、弁護士>>司法書士>行政書士であり、大きな違いは弁護士・司法書士(140万円以下の案件)はあなたの交渉代理人になれますが、行政書士はなれない、という点です。こちらの郵便局-内容証明内容証明の書式・文例が参考になるかと思います。

親権について

親権の取得に父親は極めて不利です。特にお子さんが小さい場合、極めて困難になります。母親が過去に「子供に悪影響を与える」行為をしていない場合、かなり厳しい戦いになります。「子供に悪影響を与える行為」は、子供のために積み立てていた貯金を全部使い込んだ、子供を虐待していたことがある、などがあたります。もちろん、過去にあなたが親権確保に不利な行動をとっていないことが前提で、有利になる条件を積み立てていかなければいけません。

親権が渡る基準は「どちらの親と過ごす方が子供は幸せになるか」という点です。日本の法律では母性が子供の成長に必要不可欠と考えられています。母親はあなたが仕事をしていた間もお子さんの育児をしていたため、愛情を持って子育てができると判断されます。

すなわち、お子さんへの愛情は大前提として、養育実績(あなたがどれだけ育児に関わってきたか)が重要になります。また、離婚後の養育環境も重要です。最低でもあなたが昼間仕事に行っている間もお子さんの面倒を見れる親族がいることが条件になってきます。ここは「子供にストレスがかからないか」が重視されます。例えば、離婚により引っ越しとなると子供の生活環境が変わるため、ストレスになりうると判断され、あなたに不利な評価となります。

今までのことを簡単にまとめます。繰り返しますが、親権の確保には計画的な行動が重要です。早い段階で探偵社での相談・証拠集め、弁護士への相談をされることをおすすめします。探偵社の中には無料の弁護士相談をしてくれるところもあるのでそういうところ利用するのも手です(詳しくは評判の良い7つの探偵社の特徴をご覧ください)。

養育費・財産分与について

離婚届を出す前にこれらの詳細は決定しておいたほうが無難です。親権を獲得した場合は養育費を受け取ることができ、妻にはその義務があります。逆に、親権が妻に渡った場合、あなたは父親として養育費を支払う義務があります。また、財産分与は夫婦の共有財産の半分を受け取ることができます。具体的な金額は浮気の解決にかかる費用と貰えるお金で確認できます。

まとめ

妻の浮気の証拠集めについて

  1. 浮気の証拠集めは妻にばれないようにすることが大切。
  2. 離婚・慰謝料請求には、きちっとした証拠が必要。
  3. 慰謝料請求には浮気相手の住所が必要。
  4. 浮気の証拠は、なるべく自力で証拠を集める。特にICレコーダーやGPSは証拠集めに非常に強力。
  5. 尾行・張り込みが必要になる場合は、探偵を利用するのが好ましい。
  6. 親権の確保を目指す場合、早めに探偵・弁護士に相談

証拠集め完了まで離婚まで

  1. 夫婦で協議して離婚と慰謝料・親権・養育費を決める。決裂したら調停を経て家庭裁判所で裁判になる
  2. 弁護士は高額なので両親や会社の上司を頼るのもあり。拗れそうなら即弁護士を入れよう。

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